野良猫のお世話をされている方へのお願い！

捨てられたり、逃げ出したり、不適切な飼育が原因で屋外にいる猫やその子孫が、野良猫として生息しています。この猫たちを「かわいそう」と思い世話をされている方達がいます。

むやみなエサやりは不幸な猫を増やすことにつながり、「近隣トラブル」や「苦情」に発展します。野良猫たちをワルモノにしない為にできることがあります。

自分が家の中で飼う

野良猫は、常に飢え、病気、交通事故などの危険にさらされ、過酷な状況で生きています。猫に必要なものは、病気や危険なことから守られる家の中で、飼い主さんから寿命が尽きるまで愛情をもってお世話をしてもらえることが猫にとって一番の幸せな事です。是非、安全な室内で飼ってあげてください。

ご自分の家で飼えない場合は、責任を持って大切に飼ってくれる飼い主を探してあげてください。

猫には安心できるお家が必要です。中途半端にエサだけを与える行為は、「かわいそう」な猫たちを増やすだけです。

猫は1年間に２～３回出産し、1度に５匹前後の子猫を産みます。不妊去勢手術をしないと、１年で１０~１５匹増えてしまいます。今より増えないように、お世話をしている猫は、必ず不妊去勢手術を実施してください。

保護するためや不妊去勢手術を行うためのエサやりは、近隣の迷惑にならないように、自宅の敷地内で行ってください。自宅以外で与える場合は、必ず土地の所有者等の許可を取り、地域の方の理解を得ましょう。
エサは決まった時間に同じ場所で容器に入れて与え、食べ終わったらすぐに片付けましょう。

餌やりとトイレはセットです。野良猫は様々な場所で排泄します。他人の敷地内での排泄はトラブル・苦情の原因です。猫用トイレを置いて、世話をしている猫が糞をしたら、必ず片付けましょう